産後うつ原因と症状、産後うつの乗り越え方【体験談】

毎日育児お疲れ様です!
育児をしていると子供優先になりがちで
無理しすぎてしまうこともあるのではないでしょうか。

この記事はこんな方にオススメです

・産後うつを克服したい
・産後うつの原因・症状を理解したい
・家族が産後うつになったときの対応方法を知りたい
・実際に産後うつになった人がどうやって乗り越えたのか知りたい

この記事では、産後うつの原因や症状から
私の体験談を交えてどのように産後うつを乗り越えたのか書いていきます。

私の体験談が、今が辛いママのお役に立てる記事になれば幸いです。

それでは早速本題へ入っていきます。

目次

産後うつとは

産後うつとは、出産後から数ヶ月以内に発症する病気です。
気分の落ち込み、不安、イライラ、食欲不振、睡眠障害などの症状が現れます。

産後うつは、女性の約10%が経験するといわれています。

産後うつ病は、主に出産後で産褥期の女性が出産で女性ホルモンエストロゲン)が急激に減少することからセロトニンが減少するというホルモンバランスの崩れを主要因で発症する産後気分障害の一種。分娩後の数週間、人によっては数カ月後まで極度の悲しみ、それに伴う心理的障害が継続する

「産後うつ病」は、10~20人に1人の割合で、赤ちゃんを産んだ後に女性が発症するものであり、その発生時期は出産後1~2週間から数ヶ月以内であり、長くても出産から1年以内には症状が収まる傾向にある

ウィキペディア

まさか自分が産後うつになるなんて、思っても見なかったよ・・・!

産後うつの一般症状と私の症状比較

産後うつの症状は、人によってさまざまですが、一般的にみられる症状と私の症状は以下の通りです。

一般的なうつの症状
・気分の落ち込み
・不安
・イライラ
・食欲不振
・睡眠障害
・疲労感
・集中力や注意力の低下
・罪悪感や自己嫌悪
・死や自殺願望
私の症状
・よく寝れない
・食欲がわかない
・外に行きたくない
・やる気が起きない
・毎日が楽しくない
・極度の不安と絶望感
・誰かと会うのも億劫
・笑うことが少なくなった
・見た目を気に遣わなくなった
・子供を可愛いとおもおえない
・テレビや音楽を聴きたくない
・人の言葉を受け入れられない
・未来を悲観して死にたくなる

こんなにも症状が現れていたなんてヤバすぎる・・・

ただここで問題なのが、本人は産後うつに気づかないことです。

私も産後うつに陥ってることは自分で気が付きませんでした。



旦那が異変に気付き私に何度もアドバイスくれたのですが

旦那の言葉は1mmも頭に入ってこない状況でした。

旦那にも手に負えなくなり、実家へ強制送還されました!

何を言っても変わろうとしない・・・おかしい。
自分ではどうすることもできない・・・

強制送還された時は、自分がなぜ実家へ行かなければいけないのか理解できませんでした。

自分が一番自分を理解しているつもりだったので

家族の話すら理解できなかったです

私:食事・睡眠をまともに取れていない状況でした

産後うつの原因

産後うつの原因は、はっきりと解明されていません。

しかし、以下の要因が関係しているとされています。

・ホルモンバランスの乱れ
・慢性的な睡眠不足と疲労
・育児のストレス
・経済的困窮
・家族の理解・サポート不足
・妊娠中のトラウマ
・母親になる心境の変化
・過去の鬱の経験

産後うつの原因 – 検索 (bing.com)

産後うつ直前までの振り返り

私の産後うつ要因具体内容
①立て続けの妊娠出産・帝王切開を2年連続行う
・生理が3年こない
②年子育児・過剰な育児ストレス
・上のこと比較
③在宅副業開始・成果が出ないストレス
・外出をしなくなる
④食事・自分の食事はどうでも良くなる
(子供の離乳食で手一杯)
④睡眠・寝る間も惜しんで読書と携帯
⑤旦那や家族・旦那の仕事が遅くワンオペが続く
・旦那との会話が減った
・両実家は遠方で話す人もいない
⑥友人・遊ぶ予定がほぼない
(余裕がなく遊んでも楽しめない)

もっとこうすれば良かったと思うことがたくさんある

みんなにはうつで辛い体験して欲しくないです。

なりやすい人の特徴や、私が実践した乗り越え方を紹介します!

産後うつになりやすい人の特徴

産後うつは誰にでもありうるものですが、なりやすい人の傾向があります。

  • 真面目で責任感が人一倍強い
  • 何でも完璧にこなさないと気が済まない
  • 過去に精神的な病気に掛かったことがある
  • 家族や親族との関係がうまくいってない
  • 周囲に悩みを聞いてもらえる人がいない
  • マタニティブルーがあった(続いている)
https://belta.co.jp/childcare/depression/

私の場合

  • 真面目・責任感が強い
  • 完璧主義
  • 周囲に相談できる人がいなかった
  • マタニティブルーがあった


産後うつを調べる中で、自分は産後うつになりやすい傾向があったことがわかりました!

自分が産後うつになりやすいかどうか事前に知っておけば対策できたかも

産後うつの乗り越え方

セルフケア

具体的に私がしたこと

  • 実家帰省(誰かを頼れる環境づくり
  • 子供と毎朝お散歩
  • 相談窓口に片っ端から電話とにかく誰かに相談
  • 保健所に通う(子供の遊び場・子育て・メンタル相談
  • 信頼のおける友達に連絡を取る
  • ご飯をしっかり食べる
  • SNSは見ない(5ヶ月)
  • 夜は携帯を触らず寝る

家族のサポート

具体的に家族がしてくれたこと

  • 県外の家まで私を迎えにきて強制送還
  • 毎日美味しいご飯を作る
  • 子供達のお世話
  • 私の不安を常に聞いてポジティブな返答をする
  • 保健所に一緒に行く
  • 精神科の予約、付き添い
  • 旦那を実家へ送還
  • 旦那:私の看病のため育休再度取得(3ヶ月)
  • 旦那:助産院への送り迎え
  • 旦那:リフレッシュできる場所へ連れ出す(滝・山・外食)

こう書き出してみるとたくさんありますね!

中でも私が体調回復へ向かったきっかけは、良い助産院との出会いがあったからです。

医療機関と連携している助産院に出会えて本当に救われたよ

専門家の助けを借りる

私の産後うつの症状として、不安障害が強くみられました。 

そのため、毎日の日課は相談窓口を探して電話することでした。(今思えばかなりヤバめです)

闇雲な電話がけで出会ったのが、医療機関と連携した助産院です。

ほとんどの相談窓口が、私の理想の答えをくれませんでしたが

ここの助産院だけは私を救おうとしてくれている思いが伝わりました。

結論、医療機関と連携した助産院がオススメです。

医療機関と連携した助産院がオススメな理由

・女性の先生で話しやすい
・ママと子どもの病気を見極め病院と連携できる(紹介状を書いてくれる)
・産後うつのママ、生まれつきの病気がある子どもを診察してきた実績がある
・育児の悩みに的確なアドバイスがもらえる(授乳・離乳食・睡眠・子どもの性格)


以下のような極度の不安障害の症状があり、毎回一時間以上話をしていきました。

私の不安・ネガティブの一例

  • 自分は経済的に貧困層だと気に病む
  • 自分は家族に恵まれていないを思う
  • 周囲の幸せを見て自分が不幸に思う
  • 子供の発達が遅く自閉症かもしれないと思う
  • 年子を育てる自信がなく施設に預けたいと思う

書き出すだけでも精神崩壊が伺えますね(笑)

今だから笑えるけど、当時は1mmも笑えませんでした😭

話を戻すと、私が助産院で行ったのは、いわゆるカウンセリングに当たります。

私の場合、抗うつ剤の勧めは一切なく、その代わりに栄養補助食品としてサプリメントを服用を勧められました

3年間も生理来てないなんて大変。
帝王切開と母乳育児で栄養が枯渇してるわ・・・

嘘だと思って飲んでみなさい!

先生のご指示のもと指定されたサプリを飲むと2週間後に三年間来なかった生理が開始しました!

このことをきっかけに少しずつ睡眠も取れるようになっていきました。

そして定期的に助産院に通い続けた結果、6ヶ月後には実家を離れ

元の四人暮らしの生活をスタートさせて8ヶ月後には職場復帰することができました。

食事と睡眠が何より大事だということを身をもって学ぶことができました

自分に合った医者を選ぶ

当たり前ですが、担当医や医療機関によって対応や治療方法は様々です。
この医者合わないと思ったら、通院しなくてOK!
医者が合わないかもと思った場合は別の病院にかかりましょう

うつの治療知識

産後うつの治療方法は、大まかに分けると二つあります。

  • カウンセリングを用いた精神療法
  • 症状に応じた薬物療法

精神療法は、セラピストやカウンセラーへの相談を通してストレスの原因を探り、それに対する改善策を見つけ出す方法です。また、ストレスへの適応やマイナス思考を少しずつプラスに変えていくなどの心理療法を行います。

薬物療法では、一般的には抗うつ薬が使用されます。症状によっては、不安を軽減させる薬や睡眠導入剤などが処方されることもあるでしょう。薬の服用を心配する方もいるかもしれませんが、授乳に影響のない薬もあるので、医師としっかり相談して決めてください。

https://stressmental.com/column/postpartum-depression

私のオススメは、まずはカウンセリングをオススメします。

なぜ精神療法をオススメするかというと、精神科に行った場合ほとんどが薬物療法になってしまうからです。

私は助産院に出会う前に、精神科に行っています。

運が良くたまたま予約が取れたメンタルクリニックの開業医が

カウンセリングを重視した方だったので、すぐに薬漬になることはありませんでした。

一度薬を飲み始めるとやめ時がわからなくなりそう・・・

私の父が過去にうつ病を患っており、今でも薬を飲み続けています。

だから、父からは「薬はなるべく飲ませたくない」と言われていました。

精神科を勧めてくれたのは父の存在があったから
あの時は行ってよかったけど、私にはあってなかったから
すぐ通うのをやめたよ!

マインドフルネスというセルフ精神療法を教えてもらいましたが、病んでいるのでそもそもやる気にもなれませんでした。

冒頭でも伝えた通り、医者が合わないかもと思った場合はほかをあたることをオススメします!

医者は納得がいくまで選びましょう!

先ほどもお伝えしましたが、私のオススメは医療機関と連携した助産院へ相談することです。

まとめ

産後うつの原因と症状、私流産後うつの乗り越え方を書きました。

産後うつは本人が一番辛く、また家族も辛い病気です。

私の経験談が少しでも今が辛いママの参考になれば幸いです。

ママが少しでも育児を楽しめたて
笑顔になれることを祈っています。


最後までお読みくださりありがとうございました。

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